角がまるいよ、わたしのてづくりスター
「角が丸くて全体的にすこし小さい気がする・・・!?」
アトリエ・ファーストドレスから新発売された『ブランケットクリップ』。
左側が裁縫初心者のわたしがつくったもの。
個人的にはこのままでも可愛いのですが、お手本と比べるともっときれいに作れる方法があるのかな?と気になってきました。
右側のお手本をつくってくれたのは、ファーストドレスのデザイナーさん。裁縫のプロです。
「どうしたらいいでしょうか・・・?」とデザイナーさんにリモートで相談したところ、
いくつかアドバイスをいただくことができました。
裁縫初心者でも、手直しできました!
裁縫のプロからいただいたアドバイスをもとに、手直ししたスターがこちら!
修正ポイントが分かれば、初心者自身でスターのカタチをブラッシュアップできました。
3つの修正ポイント
- 布の角を出す
- 綿の入れ方
- コの字縫い
とりあえず、一旦綿を出します
カタチを整えなおすために、綿を詰める前の状態に戻します。
綿を入れた後の“コの字縫い”の糸をほどきました。
布の角を掘り出す
まず、全体的なカタチの問題は、スターの先端をきちんと掘り出せていないところが原因でした。
布の角を掘り出すときにつかう“目打ち”という手芸アイテムがなかったので、
「このくらいで大丈夫かな?」と、先端の出し方があいまいだったようです。
スターの先端あたり、布の角を“まち針”でほじくるように出します。
すぼんでいたスターの先端が・・・・
きちんと出てきました!
布の角を掘り起こしなおしてみたBefore & After。
まだ綿をいれていませんが、この時点でスターがひとまわり大きく、きれいになっているのがわかりますよね!(感動)
綿の入れ方
次に、綿を入れる行程です。
綿を包んだ鈴を入れた後、小さい綿を手に取ってスターの先端に押し込むような感覚ですべての綿を詰めていきました。
スターの先端がはっきりすると、全体的なカタチが整いますね。
コの字縫い
最後のコの字縫いは、
「糸を引くときに、引っ張りすぎるとキュッとなります。
糸の引き加減に注意です。」
と教えてもらいました。
完成♪
上手に手直しできたかな?
先端がしっかりしたきれいなスターが出来上がりました。
完成した状態を写真に撮って、さっそくデザイナーさんにもみてもらったところ
「修正できてますよ~!」と合格判定をいただきました。やったー!
てづくりだからこそ、スターのカタチは人それぞれ個性があっていいと思いますが、
こうしてブラッシュアップの仕方がわかると、もっと手作りしてみたいなと思いました。
ちなみに、手作りキットだからこそスターをベルトに取り付ける位置はお好みです!
写真のようにクリップを隠すようにスターを縫いつけることもできますよ!